2020年7月27日月曜日

【総事業費700億円、V長崎の本拠地に】長崎スタジアムシティ計画(長崎市)、環境デザインJVで設計着手

通信販売大手のジャパネットホールディングス(HD、長崎県佐世保市)は、収容人数2万人規模のサッカースタジアムなどを建設する「長崎スタジアムシティプロジェクト」の基本設計に、環境デザイン研究所・安井建築設計事務所JVの担当で着手したと発表した。

 年内に基本設計を完了し引き続き実施設計を進め、2022年の着工、24年の完成・開業を目指す。総事業費は約700億円を見込む。

 プロジェクトは三菱重工業長崎造船所幸町工場跡地(長崎市幸町、敷地面積6万8746平方メートル)の活用事業。ジャパネットHDのグループ会社であるリージョナルクリエーション長崎(長崎市)が進めている。跡地は21年4月に引き渡しを受ける予定。

 事業費はジャパネットHDが負担し、民間主導の地域創生モデルの確立やスタジアムを核とした新しいまちづくりを目指している。

 基本設計段階の概要によるとサッカーJリーグ2部(J2)に所属するV・ファーレン長崎のホームスタジアムとなる2万~2万3000席のスタジアムを中心に、5000席のアリーナ、300~350室のホテル、延べ約2万平方メートルのオフィス、延べ約2万平方メートルの商業施設などを建設する。

 プロジェクトマネジメント(PM)はジョーンズラングラサールとJLLモールマネジメント、コンストラクションマネジメント(CM)は三菱地所設計が担当。

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