約3年をかけてコンクリート打設が完了した (写真提供:関東整備局八ツ場ダム工事事務所) |
同ダムは利根川水系吾妻川中流に位置する。堤高約116m、堤頂長約290.8mの重力式コンクリートダム。コンクリート打設量は約100万m3に達した。
総貯水量は最大1億0750万m3。首都圏の洪水調整や水道・工業用水の確保、発電などの機能を担う。
工事では効率的にコンクリ-トを打設する「巡航RCD工法」を採用し高速施工を実現した。ICT(情報通信技術)も導入。3Dデータを活用したコンクリートの締め固め管理などを実施し、生産性の向上を図った。
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