2019年6月21日金曜日

【総延べ16.5万㎡、設計・施工は大林組】ららぽーと沼津、10月4日オープン

 三井不動産は静岡県沼津市で建設中の「三井ショッピングパークららぽーと沼津」の概要を発表した。

 オープンは10月4日。飲食や物販など214店舗が入る県東部最大級のショッピングモールとなる。コミュニティー・キッズスペースも充実させる。設計・施工は大林組が担当している。

 建設地は同市東椎路の国道1号北側。敷地面積約11万9816平方メートル。建物はS造4階建ての店舗棟と同5階建ての立体駐車場棟で構成し、総延べ面積約16万5000平方メートル。店舗棟の外壁には軽量で耐久性に優れたALC(軽量気泡コンクリート)材を採用。南側エントランスは富士山、北側エントランスは街並みをイメージした外観になる。

 店舗棟は1~3階が店舗、4階が屋上駐車場。中央には、屋上までの吹き抜けと壁面イルミネーションで構成する「ひかりの広場」を設け、大人数のイベントにも対応する。レストラン街を1階、フードコートを3階に配置。2階には、乃村工芸社と協働でデザインしたキッズスペース「こにわハウス」と「こもりらのもり」もあり、子育て中の家族連れが安心して過ごせる場を提供する。施設内にはシネマコンプレックス、ボウリング・ゲームセンターを備えた大型アミューズメントも設ける。駐車台数は約3600台。

 現地で概要を発表した山上真吾三井不動産商業施設本部リージョナル事業部事業推進グループ統括は「市全体の活性化に貢献し、地域に愛される施設にしたい」と意気込みを語った。

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