2019年6月17日月曜日

【未契約は3会場、開催準備順調に進む】五輪仮設オーバーレイ整備、40会場で工事契約締結

伊豆ベロドローム(© tokyo2020)
東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会は、2020年東京五輪・パラリンピックの競技会場に整備する仮設施設やオーバーレイ(テント、プレハブ)について、5月末時点の工事発注状況を公表した。整備工事が必要な43会場のうち、40会場で工事契約を締結した。残る3会場では価格交渉や見積もり依頼を進めている。

 直近のオーバーレイ契約案件3件の詳細も公表した。自転車競技で使用する静岡県伊豆市内の「伊豆ベロドローム」を対象とした「伊豆自転車競技会場整備工事1(伊豆ベロドローム他)」は23億8700万円(税込み)で清水建設に発注した。契約期間は21年2月26日まで。伊豆マウンテンバイク(MTB)コースを含めた自転車競技会場共用の仮設施設を整備する「伊豆自転車競技会場整備工事3(仮設建築物)」は23億7492万円(税込み)で大和リースに決めた。契約期間は20年12月28日まで。
武蔵野の森総合スポーツプラザ(© tokyo2020)
調布市にある武蔵野の森総合スポーツプラザ、東京スタジアム、武蔵野の森公園を対象とした「東京オリンピック・パラリンピック競技大会仮設オーバーレイ整備業務(その21)」は42億4571万8880円(税込み)で大和ハウス工業と契約した。契約期間は21年1月29日まで。

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