ボールパークと千歳線の位置関係㊧とボールパークの建設予定地 (JR北海道の報道発表資料より) |
試合開催日の混雑緩和のため、札幌方面行きホームを88メートル延伸するなど約9億円を投じ改修を行う。北広島市から要望を受けている新駅については、建設の可否を判断するための現況調査を近く実施する。
北広島市の試算では、BPが満員(3万5000人)になった際の鉄道利用が1万3500人程度と見込まれている。このため同市は、千歳線内のBP最寄りに新駅を設置する要望を出している。
これを受けJR北海道は、新駅建設に向けて市と協議しているが、新駅を建設する場合でもBP開業までに間に合わせるのは難しいため、まずは最寄りの北広島駅の改修から着手することにした。
改修に当たっては札幌方面行きホームを4両分(88メートル)延伸してスペースをつくり、快速エアポートと普通列車の停止位置をずらし、ホームでの混雑を緩和。自動改札機を外側に移設して改札内コンコースを広げるとともに、エレベーター改札口を新設し、合わせて駅レイアウトも変更する。改修費用は全額自己資金で約9億円を見込み、23年2月の使用開始を予定する。
新駅の建設については、駅舎・線路設備などの概要や工事費、工期の概算などに関する調査を行うとともに、千歳線の同社所有地やBP付近の千歳線隣接の土地を含め、新駅建設候補地の地形や地質などの現況調査を実施する。
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