戸田建設は、2021年の創業140周年を見据えた記念事業として、約20年ぶりにテレビコマーシャル(CM)を完成させ、7日から放送を開始した。
人気キャラクターのドラえもんとコラボレーションした『ほんトダ!』プロジェクトの一環。ドラえもんの案内で、同社がつくりだすものやその技術を紹介する内容だ。世の中の役に立つモノをつくっていく同社の思いを伝える。
CMでは、ヘルメットをかぶったドラえもんが「未来の建設会社はどうなっているのだろう?」と疑問を抱いて旅に出掛ける。「風力発電所、船、イチゴをつくっている?」という問い掛けに、さまざまな可能性を想像しつつ見て回り、これらが現在進行中の取り組みだと聞いて驚くというストーリーだ。常識にとらわれずに、本当に価値がある新しいものを生み出し続けるというメッセージを込めている。
テレビ朝日系列の人気番組「ドラえもん」の時間帯でCMを放映する予定。CMと併せて、同プロジェクトの特設サイトもリニューアルした。CMに登場する風力発電所の風車や、ドラえもんデザインの仮囲いの設置場所などを紹介している。
◇ほんトダ!学習帳は第2弾!!◇
戸田建設は、ショウワノート(富山県高岡市、中条宏志社長)の協力で製作したオリジナル学習帳「ほんトダ!学習帳」を刷新した。表紙と裏表紙にヘルメットをかぶったドラえもんが登場。本当の技術で本当の感動を届けていくという同社のイメージを表現している。
カラフルなイラストで建築や土木の仕事を分かりやすく解説するページを盛り込んだ。ノート部分には建築設計製図で多く用いられる5mm方眼を採用した。子ども向けの現場見学会などで配布を始めている。
戸田建設は、2021年に創業140周年を迎える。記念事業として、ドラえもんとコラボレーションした『ほんトダ!』プロジェクトを展開中で、オリジナル学習帳はその一環となる。ものづくりの魅力を伝えるとともに、建設業への親しみを深めてもらうことが狙い。
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