◇活気ある職場がお気に入り◇
バイオマス発電設備の民間事業者向け営業を担当している。最近は商社やセメント、製紙会社など、売電収入を目的に発電事業に参入する企業も多く、「(バイオマス発電が)一種のブームになっている。これを機に自社製品を売り込みたい」と仕事に熱が入る。
バイオマス発電設備は着工から引き渡しまでの期間が長く、検討・準備期間も入れれば3年以上かかることもある。建設、発電設備、調達など一つの案件でまたがる部署が多く、スケジュール調整や人員確保に「いつも苦労している」。やりがいを感じるのは「担当した設備が引き渡され、実際に動いているのを見た時」。数十億円の事業規模になることもあり、達成感も大きい。
エンジニアリング業界に飛び込んだのは「学生時代に世界中を旅行して、日本のものづくり技術の素晴らしさを再認識することができたから」。特に、環境やインフラといった分野の問題解決に携わりたいという気持ちから、JFEエンジニアリングを選んだ。「みんなが自分の仕事を楽しそうに話す」活気あふれる職場がお気に入りで、「自分もそうなれたら」とも。
入社から7年間、一貫してバイオマス発電設備の営業に携わってきた。「今は目の前の仕事をこなすのが精いっぱい。でも、いつかは別の製品も担当してみたい」と将来の夢を広げている。
(発電エンジニアリング本部、みうら・ゆりえ)
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