2015年8月31日月曜日

【サークル】TOTO 茅ケ崎工場剣道部「陶友会」


 ◇「交剣知愛」がモットー、地域の青少年育成も◇

  組織発足時の記録はなく、休部状態が続いていたが、1989年10月、TOTO茅ケ崎工場剣道部「陶友会」として活動を再開した。現在は、会社公認の組織として茅ケ崎工場の研究員や保全関係の社員など約10人で稽古に励んでいる。

 「交剣知愛」(剣を交え、お互いを理解し人間的向上を図る)をモットーに、各自で道場や稽古会に赴き、腕を磨きながら市内の大会で選手や審判として活躍している。

 今後は、秋に開催される大会の個人戦への出場が予定されており、審判法や剣道形などの各種講習会にも積極的に参加していくという。

 活動の一環として力を入れているのが、剣道を通じた青少年の育成だ。地域の剣友会である「松風館剣友会」と合同で、週1回の稽古を行っており、小中学生10~15人を指導。剣道の理念である「剣の理法の修錬による人間形成の道」を通し、地域の青少年の健全育成に努めている。

 「自分を鍛えてくれた剣道に恩返しする意味でも子どもたちを指導している。その子たちが上達し、試合で活躍する姿を見ると、やりがいを感じる」と代表の中村俊夫さん(総合研究所研究企画部)。昨年は久々に若手社員の入部があり、少しずつでも活動の輪を広げていきたいという。

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