2017年8月9日水曜日

【大規模改修へ準備進む】五輪関連施設3件の実施設計、日本設計らに

東京都調布市にある東京スタジアム
東京都は、「東京スタジアム(29)改修工事実施設計」を9100万円で日本設計、「東京辰巳国際水泳場(29)改修工事実施設計」を2850万円で環境デザイン研究所、「東京体育館(29)改修工事実施設計」を1億2425万9000円で槇総合計画事務所にそれぞれ委託した。各社は基本設計の受託者で、設計内容に一貫性を持たせるため実施設計も引き続き任せることにした。

東京・千駄ヶ谷にある東京体育館
2019年ラグビーワールドカップ(W杯)日本大会や20年東京五輪の開催に備え、各施設を改修する。

東京・江東区にある東京辰巳国際水泳場(ⓒ tokyo2020itakusaki )
現施設の規模は、ラグビーW杯と五輪で使用する「東京スタジアム(味の素スタジアム)」(調布市西町)がS・RC一部SRC造地下1階地上5階建て延べ8万6142平方メートル、五輪の水球競技が開かれる「東京辰巳国際水泳場」(江東区辰巳)がS・SRC造地下2階地上3階建て延べ2万2319平方メートル、五輪の卓球を行う「東京体育館」(渋谷区千駄ケ谷)がS・SRC造地下2階地上3階建て延べ4万3971平方メートル。

 実施設計の履行期限はいずれも18年3月23日に設定されている。

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