東京・霞が関にある国の省庁で毎年恒例となっている夏休みのイベント「こども霞が関見学デー」が今年も2、3日の日程で行われており、各省庁が工夫を凝らしてさまざまな仕事を紹介している。
国土交通省は建設をはじめ同省関連の仕事を体験できるプログラムを提供。子どもたちの思い出作りに一役買っている。
石井啓一国交相も「国土交通大臣とおはなししよう」と題したプログラムで子どもたちと触れ合った。
石井国交相と「おはなし」したのは、小学校1年生から中学校1年生までの男女計8人。「災害が起きたらまず何をするのか」「大臣としての喜びは」「将来ダムで働くには、今何をしておいたらよいのか」「圏央道の開通で何を期待する」など、子どもたちが寄せた質問に丁寧に答えた。
石井国交相は、「大臣が心掛けていることは」との問いに「全国の現場の皆さんを大切にすること」と応じ、子どものころに「考古学者になりたかった」ことも披露した。
各種体験プログラムでは、戸田建設が提供したパワーショベルの体験乗車や大工、庭師、アンカー職人の仕事体験なども行われている。免震体験車に乗車して、免震効果を体感できる機会も提供。全国の各ダムで配布されている「ダムカード」も紹介されている。
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