◇常に新しいことに挑戦したい◇
大学時代、外国語学部だったこともあり、カナダへ留学した。現地で一緒になった他国の留学生から、海外では日本の製品に対する信頼性やブランドイメージが依然として高いと聞かされた。
「日本のモノづくりのレベルの高さを改めて知り、メーカーで働きたいと思うようになった。中でもインフラ整備など幅広く社会に貢献できる建設機械メーカーに魅力を感じ、入社を決めた」と振り返る。
現在、入社から11年目。最初の6年間は、小型エンジンなどを製造する小山工場(栃木県小山市)で生産管理に携わっていた。その後、貿易や販売企画などの部署を経て、16年4月に設置された建機マーケティング本部グローバルコミュニケーション部に異動した。
現在の部署では、国内外の市場情報を調査し、経営陣やマーケティング担当者向けに情報を発信。社内コミュニケーションを促進し、業務を円滑化するための仕組みづくりにも携わっている。
「今の仕事で最も難しいのは、課題や問題点を自分で見つけ出し、それを一から解決していくこと」。試行錯誤も多く、すぐに結果は付いてこないが、「常に新しいことに挑戦できるのは大きなやりがい」と目を輝かせる。
「それぞれの部署が持っている有用な情報を部門を超えて共有できるようにすることが今の目標」と情熱を燃やす。
(グローバルコミュニケーション部、やまぜき・たまみ)
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