2017年8月9日水曜日

【凜】太平洋セメント関東支店技術部・中山莉沙さん


 ◇顧客の期待にしっかり応えたい◇

 大学時代は土木学科で水質や土質、構造の基礎を学ぶとともに、競泳や水球などのスポーツにも力を入れてきた。

 就職活動を始めた当初は、幅広い分野から就職先を探していたが、「太平洋セメントの説明会に参加した際、これまで学んできた土木の知識をこの会社で役立て成長していきたいとの思いが強まった」という。

 2014年に入社。最初の2年間は千葉県佐倉市にある中央研究所に勤務し、高強度コンクリートの研究などに従事。その後、関東支店(群馬県高崎市)の技術部に異動した。

 技術部では「当社のセメントを使っているお客さま(生コン会社や製品メーカーなど)の技術的な相談に乗っている。ほかにも講習会を開催し、お客さまの技術向上に役立ててもらっている」と話す。

 顧客が抱える問題はさまざまで、それぞれのニーズに合った専門知識が必要とされる。「相談や問い合わせに対応し、お客さまから感謝の言葉をもらえた時に一番やりがいを感じる。しっかりと期待に応えられるよう全力を尽くしていきたい」と笑顔で話す。

 「将来は、自分自身の技術力と知識を高め、多くのお客さまへ最適な提案を行えるようにすること。その上で中央研究所に戻り、お客さまが抱える問題の解決を図る研究に携わりたい」と夢を描く。

 (なかやま・りさ)

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