先進坑の最先端部で工事進ちょくなどを説明する有江喜一郎所長 |
この日公開されたのは、大成建設・佐藤工業・錢高組JVが施工する「山梨工区」の掘削現場。16年10月に早川非常口(山梨県早川町)の掘削工事に着手。現在は斜坑から先進坑の掘削へと進んだところで、本年度内には本線のトンネル工事に着手する見通しだ。
山梨工区では、非常口から先進坑までの斜坑約2・5キロの掘削を6月末に終え、現在は斜坑から先進坑(高さ約6メートル、幅約7メートル)を約90メートル掘り進んだ段階。
23日は、本線と並行する先進坑の最前線が公開された。公開地点は甲府市に設置予定の「山梨県駅」(仮称)の西約30キロの位置で、土かぶりは約750メートル。本坑の掘削に先立ち土質の調査なども行っている。
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