シンガポールにあるガーデンズ・バイ・ザ・ベイと 背後にあるIR施設「マリーナベイ・サンズ」 |
IRを構成する個別施設として、カジノ施設に加え、▽国際会議・展示場などのMICE(国際的イベント)関連施設▽劇場・博物館などのレクリエーション施設▽訪日外国人旅行者に国内旅行を提案する施設▽ホテルなどの宿泊施設-の4施設の併設を義務付けることを提案した。
カジノ施設の設置要件では、IR施設1カ所に設置できるカジノ施設の数を1カ所に限定。通路や飲食スペースなどを除いたゲーム専用フロアの床面積の上限を1・5万平方メートルとしているシンガポールの事例を参考に、カジノ施設の設置面積に上限を設ける規制の導入も求めた。
政府は17~29日に9都市(東京、大阪、広島、福岡、仙台、高松、札幌、名古屋、富山)で今回の報告書の内容に関する説明・公聴会を開く。そこで出た意見などを踏まえ、今秋の臨時国会に提出するIR施設の整備要件などを盛り込んだIR実施法案の内容を詰める。
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