2019年4月に現場ユニホームを刷新した新日本空調。「ユニホームは企業メッセージを伝えるツール」という思いを込め、現場以外でも違和感なく着用できるデザインを採用した。新しいユニホーム作りではスポーツ用品大手のミズノとタッグを組んだ。現場に出向いて作業員の動きや姿勢を研究。社内アンケートで現場の声も反映し、動きやすさにとことんこだわった。
コンプレッションウエアの設計にも使っているミズノの「ダイナモーションフィット」と呼ばれる方法を採用。体とユニホームの動きを一致させ、つっぱり感や動きにくさを取り除くなど工夫を凝らした。夏用のユニホームは背中や脇などをメッシュ素材にすることで着心地にも配慮した。
フルハーネスの安全帯を着用してもポケットが使える。胸ポケットはスマートフォンや現場手帳が入る大きさで、チャックのないポケットには返し機能を付けペンなどの落下を防止。ポロシャツタイプも用意しユニホームと統一感が出るようにデザインしている。
担当の伊藤孝信技術管理部長は「次世代にふさわしいユニホームが仕上がった」と出来栄えに胸を張る。「デザイン性も速乾性も良く機能面で満足している」と現場の評判も上々だ。
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