2018年に全国で発生した洪水などの水害の被害総額(確報値)が約1兆4050億円だったことが国土交通省の調査で明らかになった。
過去10年で最大、1961年の統計開始以来3番目の水準となった。うち、大半を占める18年7月豪雨による被害額約1兆2150億円は、単一の豪雨による被害額として統計以来最大となった。全壊や流出といった被害を受けた建物は約6万3000棟に上った。
被害総額を押し上げた主な水害は▽18年7月豪雨▽台風24号(約580億円)▽同21号(約410億円)。都道府県別の被害総額は、18年7月豪雨で甚大な被害を受けた岡山(約4209億円)、広島(約3388億円)、愛媛(約1697億円)の順に多かった。
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