東急建設は2日、さまざまな方言や外国語のナレーションによるラジオ体操動画「第バ(第1×ダイバーシティー)」を動画投稿サイト・ユーチューブにアップした。
国籍や年齢層が多様化している現場のコミュニケーションを活性化させることで労働災害の減少を目指す。
さまざまな現場や事務所で社員や協力会社がラジオ体操する内容で、冒頭は寺田光宏社長のあいさつから始まる。英語、中国語(簡体字)、同(広東語)、インドネシア語、タイ語、ベトナム語、ミャンマー語の7言語に加え、日本語は標準語に大阪弁、博多弁、津軽弁、名古屋弁を追加した5言語の合計12パターンによるナレーションが流れる。
同社によると、現場で発生する労働災害はコミュニケーション不全が原因となっているケースも少なくないという。外国人就労者の増加などを背景に多様な就業者が混在する建設現場で、互いに声を掛けやすい雰囲気づくりに取り組むことで災害を減らす。始業時の慣習となっているラジオ体操を活用することでコミュニケーション活性化のきっかけにする狙いだ。
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