建築家・建築史家の藤森照信氏(東京大学名誉教授、東京都江戸東京博物館館長)が、2019年度日本芸術院賞に選ばれた。日本芸術院(黒井千次院長)が19日に発表した。
藤森氏が設計した「ラ コリーナ近江八幡 草屋根」(滋賀県近江八幡市)を卓越した芸術作品とし、顕著な業績があると認められた。授賞式は6月15日、東京都台東区の日本芸術院会館で開かれる。
草屋根はラ コリーナ近江八幡のメインショップ。屋根一面が芝に覆われ、自然そのままに皮を剥いだだけのクリの木が軒を支える。自然素材以外のガラスや金属の部品も手作業で加工されている。
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