2015年3月18日水曜日

福島県の名産をどうぞ/戸田建設が東京・京橋の本社ビルで物産市開く

ふくしまマルシェのブースには多くの人が集まった

 戸田建設が17日、東京・京橋の本社で福島県の名産品を販売する物産市を開いた。「ふくしまマルシェ」と題して、銘菓「ままどおる」や「いもくり佐太郎」、2年連続金賞を受賞した銘酒、喜多方ラーメンなどを品揃え。東日本大震災の復興支援の一環で、福島県東京事務所とアンテナショップの日本橋ふくしま館のスタッフ、戸田建設の社員が協力し、販売や呼び込みを担当した。周辺オフィスに勤務する人が大勢立ち寄り、終日にぎわいを見せた。
 会場はTODAビル新館1階エントランスホール。福島を代表する品を約40点そろえた。地元で採れた野菜などを使ったお弁当も販売した。災害への備えを意識付けてもらうため、購入した人にはBCP(事業継続計画)対策として戸田建設が社内に備蓄している「アルファ米」もプレゼント。午前11時のスタートと同時に完売した商品もあったという。
 路上に出て呼び込みを行った広報・CSR部CSR課の佐藤孝一課長は「(東京電力福島第1原発事故の影響で)福島県では風評被害に悩んでいる。それを少しでも払しょくし、復興に貢献できれば」と話していた。

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