JR東日本が東日本大震災で被災し不通になっている山田線・宮古~釜石間の鉄道復旧工事を本格的にスタートさせた。7日に宮古駅構内(岩手県宮古市栄町)で着工式を開き、延長55・4キロのうち、鵜住居駅周辺や津軽石駅周辺など8区間(延長9・4キロ)で、鉄道施設を復旧する。
津軽石駅付近や陸中山田駅付近、大槌駅付近などでは、復興街づくりに伴うかさ上げなどにより、縦断線形が変更となる。織笠駅については現時点では未確定だが、移設する構想も浮上している。
工事完了後は山田線を南北に挟むように走る三陸鉄道の北リアス線、南リアス線と一体的に運営される。
着工式で鍬入れする工事関係者。地域の足として早期開通を目指す |
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