2022年1月31日月曜日

【「誠実なものづくり」精神を】大林組、創業130周年で記念誌発行

記念誌の写真は1903年に大阪で開かれた内国勧業博覧会。
主要施設の大半を大林組が手掛けた

  大林組が創業130周年記念誌を発行した。創業以来、先見性や情熱、使命感を持って誠実にものづくりに向き合ってきた大林組。それぞれの時代にエポックとなった土木・建築事業や先進技術を写真とともに紹介している。

 1892年に大林芳五郎が大阪市西区に土木建築請負業「大林店」を創業したのが起源。25日に130周年を迎えた。

 記念誌で蓮輪賢治社長は「培ってきた“ものづくり”の技術を生かし、既存事業の枠にとらわれない成長を目指す」と決意を述べている。

 記念誌では明治政府が殖産興業政策の一環で開催した第5回内国勧業博覧会や東京中央停車場、関西国際空港、東京湾アクアライン、明石海峡大橋、東京スカイツリー、ナムニアップ1水力発電所、熊本城など同社が携わった25事業をピックアップ。事業内容や進化を遂げてきた設計・施工技術などを紹介している。

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