2022年1月28日金曜日

【北の大地で鉄道工事に奮闘】鉄道運輸機構、石狩・十勝短絡鉄道の工事記録動画公開

 鉄道建設・運輸施設整備支援機構は、北海道千歳市の南千歳駅から夕張市を経て新得町の新得駅までを結ぶ「石狩・十勝短絡鉄道(追分線、紅葉山線、狩勝線の3路線)」(現JR北海道石勝線)の工事記録映像を、動画投稿サイト・ユーチューブの「JRTT鉄道・運輸機構公式チャンネル」で公開した。

 同機構の前身となる日本鉄道建設公団は1964年に発足し、同時に札幌支社を開設。鉄道建設事業を国鉄から引き継ぎ、幾多の困難と闘いながら北海道全域の鉄道建設に取り組んだ。その一つ石狩・十勝短絡鉄道の建設は難工事で約260メートルの試験トンネルを掘り、軟弱で膨張性のある蛇紋岩を徹底的に調査した上で本トンネルを掘削した。

 公開した映像「北の鉄路をひらく~石狩・十勝短絡鉄道建設はじまる~」では、北の鉄路の建設に取り組んだ工事の様子を伝える。時間は約21分。日本鉄道建設公団が企画し、北海道放送映画(現エイチ・ビー・シー・フレックス)が66年に制作した。

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