2022年1月21日金曜日

【世界大会に照準、二人一組で挑戦へ】ものつくり大学・田子雅也さん、技能五輪(造園職種)で金賞獲得!!

造園職種で金賞を獲得した田子雅也さん(ものつくり大提供)
  ものつくり大学の田子雅也さん(技能工芸学部建設学科1年)が、東京都で2021年12月17~20日に開かれた「第59回技能五輪全国大会」の造園職種で厚生労働大臣賞(金賞)を受賞した。ものつくり大では過去に4人が金賞を獲得。田子さんは5人目になる。

 造園職種の競技は2日間で計10時間行われた。2・5×3・5メートルの敷地で支給された材料と図面を基に、和風と洋風の要素を加味した庭園を作った。

 「支給される材料は自然物なのでまったく同じものではなく、花の色、張り石の形など総合的なセンスが問われる内容だった。安全作業を心掛けているかなど姿勢も重要になる」と田子さん。群馬県立勢多農林高校の緑地土木科緑地デザインコースを卒業するなど、高校時代から造園を勉強してきた。大学の選択も「技能五輪に向けて練習ができる環境があるところを選んだ」という。

 金賞に続くステップとして技能五輪世界大会への出場を目指す。「世界大会は二人一組での出場となっており、パートナーを探したい」と語る。卒業後は「建物と造園をトータルで設計・施工できる企業に入るか、独立開業を目指したい」と話す。

 技能五輪全国大会は厚生労働省と中央職業能力開発協会、東京都が主催し、東京ビッグサイトを主会場に42種目が行われた。

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