東京都中央区の京橋三丁目東地区再開発準備組合が計画するプロジェクトの概要が明らかになった。オフィスやホテルなどが入る延べ約16万平方メートルの超高層ビルを建設する。東京高速道路(KK線)の上部に整備される予定の歩行者空間とも接続し、にぎわいを呼び込む。都市再生特別地区の変更(東京都決定)といった都市計画の決定を12月にも受けたい考えだ。2025年度にも着工し、29年度の竣工を目指す。
再開発の計画地は京橋3の5、6(敷地面積約0・9ヘクタール)。再開発ビルは地下4階地上35階建て延べ16万4000平方メートルの規模になる。高さは約180メートル。オフィスやホテル、商業施設などの機能を入れる。地下では東京メトロ銀座線京橋駅と直結し、アクセス性を高める。
計画地の南側を走るKK線は都心環状線の新ルート(新京橋連結路、延長1・1キロ)整備に伴い廃止される予定になっている。都はKK線の既存施設上部を活用し、緑化した歩行者空間などを備えた空中回廊として再整備する方針を掲げている。再開発ビルには空中回廊とつながる屋内広場などを設ける。
準備組合は17年1月に立ち上がった。事業協力者として東京建物が参画している。
source https://www.decn.co.jp/?p=141809
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