2022年4月13日水曜日

関東整備局、横浜市/大黒ふ頭4月15日供用、国内最大級の延長

 関東地方整備局と横浜市は、再整備を進めていた大黒ふ頭(横浜市鶴見区)P3岸壁を15日に供用開始する。隣接するT3~T8岸壁と合わせると、延長1400メートルの国内最大級の連続バース。大型自動車専用船5隻の同時着岸が可能になるという。これにより大黒ふ頭は全体で大型自動車専用船11隻を同時に着岸できる日本最大級の自動車取り扱い拠点となる。
 大黒ふ頭横浜航路側にある旧P3岸壁と旧P4岸壁を合わせてP3岸壁に再整備した。水深を7・5メートルから12メートルに掘り下げ、延長も260メートルから290メートルに延伸、荷さばき地の拡張なども行った。対象船舶は7万GT級の自動車船と22万GT級の旅客船。
 国土交通省と横浜市は2015年度から自動車専用船の大型化や着岸隻数の増加に対応するため、大黒ふ頭岸壁の再整備を進めてきた。T3~6バースは水深10~11メートル、延長740メートル。T7~8バースは水深10~11メートル、延長370メートル。1日には横浜港埠頭会社が大黒ふ頭C4コンテナターミナルの自動車ターミナルへの転換を完了している。



source https://www.decn.co.jp/?p=141729

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