土木学会は、一般市民向けにインフラの役割などを分かりやすく紹介するインターネット上の博物館「土木博物館」(略称・ドボ博)を6~7月に開設する。土木の全領域を扱う日本初のオンライン博物館になる。開設に向けて予告映像を流す専用サイトを立ち上げた。
ドボ博は、同学会が昨年度に100周年記念事業として立ち上げた「土木デジタルミュージアム」を全面的に更新する形で新たに開設する。
土木構造物には人を惹き付ける魅力がある (写真と本文は関係ありません) |
オープニング企画のテーマは「東京インフラ解剖」。鉄道網を血管、築地中央卸売市場を胃袋に例えるなど東京のインフラを人体組織に見立て、構造物の内容などを紹介しながら、インフラの役割や魅力を伝える趣向だ。1年に1回程度のペースでテーマを更新していくという。
18日に同学会で記者会見した土木デジタルミュージアム運営小委員会の北河大次郎委員長は「知的好奇心、想像力、遊び心に満ちあふれた展示を行いたい」と話した。
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