「技術で救えないことが、21世紀の問題になる。それは、 人と人との関係をどう築くかに尽きる」と伊東氏は言う |
◇被災地で見つめた原点◇
建築家・伊東豊雄は、東日本大震災後、岩手県釜石市の復興などに関わった。歯がゆい状況もあったが、新たな可能性を感じた。何より自分自身が変わった。伊東は、「建築界のノーベル賞」と称されるプリツカー賞を受賞した日本を代表する建築家の一人。被災地での時間が、彼の何を変えたのか。
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