2016年2月25日木曜日

【オリックスファンの方、はい注目!!】バファローズ新練習拠点整備(大阪市此花区)が起工

オリックスの関連会社、大阪シティドームが神戸市内にあるオリックス・バファローズの練習拠点(二軍)を大阪市此花区に移転整備する「(仮称)舞洲計画」の起工式が24日、建設予定地で行われた。

 既存の舞洲野球場を活用しながら、北西側の用地に選手寮・クラブハウスやサブ球場などを建設。17年シーズンから新たな総合活動拠点として使用する。

 設計・施工を三井住友建設が担当、12月末竣工を目指す。総工費は約30億円。所在地は大阪市此花区北港緑地2の1の19他。

 市から舞洲野球場敷地と北西用地(計約10・4ヘクタール)を50年間借り受ける。大阪シティドームは、付属設備などを含む舞洲野球場(収容人数約1万人)を随意契約で取得し、二軍の本拠地球場として使用。野球場の北西用地(約4・9ヘクタール)にはサブ球場や室内練習場、選手寮やトレーニング施設を備えたクラブハウスを一体的に整備。一軍選手も常時トレーニングが行える環境を整える、

 サブ球場は両翼100メートル、中堅122メートル(収容人数約500人)、室内練習場(S造平屋4871平方メートル)は61メートル×61メートル・ブルペン6レーン、選手寮・クラブハウス(S造4階建て延べ4321平方メートル)は42室を予定し、トレーニングルームやトレーニングプール、ロッカールーム、コーチ室(一軍、二軍)、多目的ホールなどを設ける。

 この日午前11時から行われた起工式には関係者ら約30人が参列。地鎮之儀では、西名弘明オリックス野球クラブ社長兼大阪シティドーム取締役が鋤入れ、新井英雄三井住友建設社長が鍬入れを行い、工事の無事完成を祈願した。

 式典終了後、西名社長は「京セラドーム大阪を本拠地とする一軍と二軍の施設が身近になり、一体的な運営ができないかと考えている。この施設から有望な選手が出て、一軍で大活躍してもらうことが一番重要だが、大阪のスポーツアイランドとして市民にも親しんでもらえる場所になってほしい」と期待を込めた。

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