東北地方整備局は、建設中の東北中央自動車道福島ジャンクション(JCT)~福島大笹生インターチェンジ(IC)間(延長1・4キロ)を今秋に開通させると発表した。
「秋の行楽シーズンが始まる前までに供用を開始する」(福島河川国道事務所)としている。
今秋に開通する見通しとなったのは、整備中の東北中央自動車道(福島~米沢、28キロ)のうち、既存の東北自動車道との結節点となる福島JCTから、上名倉飯坂伊達線の福島大笹生ICに至る1・4キロの区間。
福島県西部の福島西IC付近には大規模な工業団地が多く進出しており、それらの工場の製造品出荷額は福島市全体の4割を占める。
東北中央道の整備に伴い、福島大笹生IC周辺で新たな工業団地の造成が進められている。福島JCT~福島大笹生IC間が開通すれば、同ICの周りで企業立地が加速する効果などが期待される。
整備中の区間は国土交通省、福島県、東日本高速道路の3者が事業を担当。福島大笹生IC以北の26・6キロは17年度内に開通する見通しだ。
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