2016年2月2日火曜日

【建機、いきまーす】日建連中部ら、女性の資格取得後押し

 中部圏建設担い手育成ネットワーク協議会と日本建設業連合会(日建連)中部支部は、建設業に興味を持つ女性に建設機械の技能講習資格を取得してもらおうと1月30、31の両日、住友建機教習所愛知研修センター(愛知県刈谷市)で小型車両系建設機械と高所作業車(10メートル未満)の特別教育を開催した。

 参加したのは名古屋市立工芸高校の1、2年生8人(建築システム科)、東海工業専門学校金山校の1~2年生7人(土木工学科、設備科、建築設備科、インテリアデザイン)、一般2人。15~26歳の女性17人が受講、修了証を取得した。

 受講者は小型車両系建設機械が14人、高所作業車(10メートル未満)は3人。初日は機械の構造や作業の内容に関する基礎的な知識を学び、翌日は実際に機械を操作。小型車両系建設機械は左右のレバーを動かし簡単な掘削作業、高所作業車は作業床に乗りブームの操作などを行った。

 小型バックホウを操作した女子高生は「やっぱり難しかった」、一般女性は「もっと大きな機械を動かしてみたい」、高所作業車を操作した女性は「操作しやすく楽しかった」など感想もさまざまだった。資格取得の特別教育は、建設業で活躍する女性を増やすための取り組みの一環。17日にメルパルク名古屋で開かれる「女性活躍推進フォーラム」で資格取得の様子などを紹介する。


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