2019年から3次元(3D)プリンターで家を造る時代が開かれる見通しだ。ICT(情報通信技術)・IoT(モノのインターネット)を活用することで、エネルギーと健康を管理する未来型スマート住宅を実現し、都市のインフラを統合管理するスマートシティー輸出戦略も本格化する。
国土交通部と国土交通科学技術振興院によれば、「国土交通科学技術を通じた国民幸福及びグローバル価値創造」という目標の下に策定された「2017年国土交通科学技術研究開発事業」を開始した。
主なテーマの一つは、小型建築物と非定型建築部材を対象とした3Dプリンティング設計・施工・維持管理技術の開発。民間レベルではなく、国の研究開発課題として取り組むのは今回が初めて。
韓国建設技術研究院のソ・ミョンベ首席研究員は、「縦・横10m、高さ3mの小型建築物垂直骨組みと、これに対し必要な内外装材などの建築部材を2020年までに3Dプリンターで生産するのが目標」とし、「早ければ19年頃にモデル建築が可能であり、資材・部材の商用化はさらに早くすることができるだろう」と説明した。
(CNEWS 1月4日)
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