◇洗面化粧台の魅力高めたい◇
大学では建築環境工学を専攻。住宅の室内環境に関する研究に力を注いだ。研究を進めていくと、「暮らし」への興味が湧き始めた。就職活動ではさまざまな企業を検討したが、中でも住宅設備機器を手広く販売するLIXILに引かれ、入社を決めた。
入社5年目。現在、洗面化粧台のカタログ製作などプロモーションを担当している。営業担当者向けの勉強会や、ホームビルダーへの製品説明会の講師を務めることもある。
「製品のプロモーションにははっきりとした正解がなく、状況に応じて答えを導く必要がある」ところが難しい。毎日模索しながら仕事を進めているが「自分が作ったカタログに高い評価がもらえた時には、仕事をしていてよかったと思う」と笑顔を見せる。
「キッチンやトイレにお金をかける人は多いが、洗面化粧台はそこまで注目されていない」と現状を分析する。今後の目標は「お客さまが洗面化粧台に対して考える時間を増やすような仕掛けをする」こと。洗面化粧台に対する注目度を高め、少しでも高性能な製品を提供していきたいと思っている。
同じ職場で働いている先輩の女性社員には、子育てをしながら勤務している人もいるという。その姿を見て「お手本になる。自分でもできそうだと思っている」。仕事はずっと続けていくつもりだ。
(トイレ・洗面商品部、すぎもと・ゆり)
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