2017年1月27日金曜日

【積女ASSALだより】久米設計・天野しのぶさん

 ◇パズル解く楽しさを◇

 現在は、設計事務所でコストマネジメントを担当していますが、最初の住宅会社で積算の拾いを習得し、次の建設会社で値入れ・見積書作成の一端を担い、現在に至っています。

 最初の建築へのアプローチが積算だったこともあり、建物を理解するのは数量の拾いが一番だと思っています。数量拾いはたくさんの図面を見て進めるため、図面を読む力が必然的に身に付くからです。設計を担当するより多くの案件を見るチャンスもあります。

 昔から経理を担当する女性は多いですよね。建築は職種が多岐にわたりますが、中でも積算という業務は数字を扱うため、女性にも向いていると思います。数字嫌いでなければトライしてみて下さい。頭の中で建物を構築しながら拾うのはパズルを解くようで面白いですよ。

 (あまの・しのぶ)
 
 次回は日本設計の飯田ルミさんを紹介します


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