引き渡しが完了したスタジアム (提供:北九州市) |
小倉駅から徒歩7分の距離にある好立地の街中(まちなか)スタジアムは、RC造一部S造6階建て延べ約1万9800平方メートルの規模。2015年4月に着工した。座席数は1万5066席で、将来的には2万席への拡張も可能だ。
海に隣接する立地条件もあり、バックスタンド以外の3面を覆う屋根は船のマストをイメージした吊り構造のデザインを採用した。施設の玄関口に「スタジアムプラザ」、これと連続して飲食売店スペース「にぎわいプロムナード」を設置。ピッチとスタンド最前列の距離を可能な限り近づけると共に、VIP席やファミリー席など多彩なバリエーションシートを設ける。
ミクニワールドスタジアム北九州として 2月18日にこけら落としを迎える (提供:北九州市) |
今後は、ネーミングライツ(施設命名権)契約を結んだスポンサー企業にちなみ「ミクニワールドスタジアム北九州」の名称で、サッカーやラグビーなどの球技をはじめ、多目的に利用される。サッカーJリーグのギラヴァンツ北九州のホームスタジアムにもなる。所在地は北九州市小倉北区浅野3丁目。PFIの事業方式はBTO(建設・移管・運営)で、スタジアム建設後に北九州市に所有権を移管し、2032年3月までSPCが維持管理・運営を担う。
こけら落としは2月18日に開催する「JAPAN RUGBY DREAM MATCH 2017」。ギラヴァンツ北九州のホーム初ゲームはJ3開幕戦のVSブラウブリッツ秋田戦(3月12日)となる。
スタンドを覆う屋根は船のマストをイメージした吊り構造が特徴だ (提供:北九州市) |
0 comments :
コメントを投稿