2017年1月20日金曜日

【なでしこLチームの誘致も視野】兵庫県企業庁、播磨科学公園都市にサッカー場増設

兵庫県企業庁は、播磨科学公園都市(たつの市、上郡町、佐用町)の未利用地を活用し、観客席を備えたサッカー場を増設する。

 フットサルコートや合宿所も整備し、サッカーの一大拠点として大規模な大会や合宿、なでしこリーグ所属チームの練習拠点の誘致を目指す。3月に着工し、10月のオープンを予定。

 計画では、現在の播磨光都サッカー場(上郡町光都3の9の3)の南側に大人用の第3サッカー場(105メートル×68メートル)、北側に子ども用の第4サッカー場(68メートル×50メートル)を増設。クラブハウスや観客席、駐車場も整備し、大人用は夜間照明を設ける。

 南側は第2多目的グラウンドとしてフットサルコート(40メートル×20メートル)を2面設置し、第4サッカー場の北側には約150人が宿泊可能な合宿所を増設。合宿所は旧企業庁現地事務所を改修する。

 昨年12月には県播磨地域をホームタウンにするASハリマアルビオン(なでしこ2部所属)と、播磨科学公園都市を核にサッカー振興と地域活性化を目的に連携協定を締結しており、県では今後、トップチームの練習や下部組織育成の拠点を目指すとともに、サッカーに関する情報発信も推進する。

 光都サッカー場には大人用1面、子ども用3面、多目的グラウンドのフットサルコート3面のほか、クラブハウスなどが整備されている。

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