具体的には、トートバッグに3Dハザードマップをプリントし、利用者が持ち歩くことで日常的に防災意識を高めてもらう。事業化には、インターネット上で不特定多数の協力者から資金を募る「クラウドファンディング」の手法を使う。
国際航業と、企業同士を結び付けるオープンイノベーションプラットフォームを運営するCreww(東京都目黒区、伊地知天代表取締役)が共同で、ベンチャー企業などを対象に国際航業とのコラボレーション企画を募集していた。今回、若者向けに防災情報の発信などを行う防災ガールとの企画がその初弾として具体化した。
企画では、国際航業が計測した高密度・高精度な3D空間データを利用して、東京・渋谷の街のハザードマップを作成し、トートバッグに印刷する。地形の高低を色分けしたり、帰宅困難者向けの施設を分かりやすく表示したりすることで、災害時の実用性を持たせた。
クラウドファンディングは、7月21日~8月19日の期間にインターネット上に概要が公開される。
調達資金の目標金額は300万円。期間中に目標金額に届けば事業化となる。協力者は、投資額に応じて特典がもらえる仕組みになっている。
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