2016年7月11日月曜日

【サークル】TOTO環境建材事業部・TOTOマテリア 陶芸部


 ◇土に触れ思い思いの作品、新商品開発にも◇

 今年5月に発足したばかりの「土と炎の陶芸部」。発足間もないということもあり、6月時点のメンバーは8人。品質保証部門や営業部門などさまざまな部門から社員が集まり、和気あいあいと活動している。メンバーの中には、岐阜県多治見市の陶磁器意匠研究所の卒業生も在籍している。

 活動のモットーは「とにかく土に触れて、楽しむこと」。それぞれの部員が丹精込めて作った器で飲み会を開催するのも楽しみの一つだ。

 毎週水曜日には、初心者を対象に作品の作り方を指導するほか、皆で作品を作りためて月2回、焼成を楽しみに活動する。8月にTOTOマテリアの主催で開かれる「TOTOマテリア夏祭り」で作品を販売、10月には作品展示会も催す予定だ。

 代表の小林秀紀さん(TOTO環境建材副事業部長兼開発部長兼TOTOマテリア副社長)は「焼き物の会社であるTOTOグループの社員が、焼き物の産地である土岐工場で自由に土・うわぐすり・窯に触れて作陶できる環境を作り、思い思いの作品を作る中で、焼き物の基礎知識も習得できる活動を目指している」と話す。「活動を通じて、新商品の開発につながればうれしい」とも。


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