ダムマニアらが一堂に会する「with Dam★Night 2016」が1日、東京都中央区の月島社会教育会館で100人余りを集めて行われた。
ダム工学会が創立20周年事業として2010年度から毎年開催(日本ダム協会など後援)しているイベントで、今年は「カンパイ! 傍楽(はたらく)ダム」をテーマに、桑野玲子東大教授ら5人が講演した。
開会に先立ち魚本健人ダム工学会会長は「昨年はダム工学会の25周年で、全国6カ所で同様のイベントを開催し、大いに盛り上がった。ダムを広く知ってもらう機会として、今後も引き続き支援していく」とあいさつした。
この後、トップバッターとして桑野教授が「ダムの効用~素人ダムファンの視点より~」をテーマに講演。父がダム技術者だったことを明かし、自身の幼少期の写真を交えながら思い出深いダムを紹介した。
ダムマイスターのNOW2000さんは「オカンが語る『親子でダム巡り』の魅力」をテーマに講演した。子どもと訪れたダムは100基を超えるといい、独特のユーモラスな語り口でダムの魅力を表現した。
さらに、ダムのコンサルタントを手掛ける尾山玲氏は「北海道のダム、あんなこと、こんなこと~北の大地より拡げる『ダムLOVE』の輪!」をテーマに自作の動画を交えて講演。最後に北海道の一部ダムマニアの間で流行しているという「ダムLOVE」の掛け声で、会場と一体となってポーズをとっていた。
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