2016年7月27日水曜日

【大きいものを造るのはかっこいい】千葉県市川市でけんせつ小町活躍現場見学会

 日本建設業連合会(日建連)は25日、女子小中学生と保護者らを対象にした「けんせつ小町活躍現場見学会」を千葉県市川市で鹿島・大林組・鉄建JVが施工する「東京外環自動車道市川中工事」の現場で開いた。

 参加した8家族22人が現場を見て回り、コンクリートを使った記念品作りや墨出し作業を体験した。

 案内役を務めたのは、鹿島の貞廣育子さん(入社8年目)と鈴木ひかりさん(同1年目)をはじめとする同社の職員約20人。

 参加者は、現場事務所で鈴木さんから建設業について、貞廣さんから工事概要についてそれぞれ説明を受けた後、高速道路となる地下20メートルのトンネルを見学。トンネルでは、固まりやすいジェットモルタルで記念品を作ったほか、墨出し作業も体験。社員の指導の下、チョークの入った墨つぼを使ってトンネルの地面に線を引き、アニメキャラクターの絵を描いた。

 見学後、参加者から建設業に就職した理由を質問されると、鈴木さんは「大学で土木について勉強した。大きいものを造るのはかっこいいし、たくさんの人の役に立つこともできる。そういう仕事がしたかった」、貞廣さんは「建設業は実際に目の前でものが造られていくのを間近に見ることができる。だから現場監督になりたいと思った」と説明した。

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