石井啓一国土交通相は28日、東京・霞が関の官庁街で27~28日に開かれた夏休み企画「子ども霞が関見学デー」の一環で、全国から集まった小中学生12人を大臣室に招き、懇談した。
子どもたちと直接触れ合って国交省の仕事に関心や親しみを持ってもらうのが目的。石井国交相は子どもたちからの素朴な質問に分かりやすい言葉を選んで丁寧に答えていた。
「壊れない堤防はできるの」と聞かれた石井国交相は、堤防が土でできていることを紹介し、「絶対に壊れない堤防をつくるのは難しい。避難する時間を稼ぐため、壊れにくい堤防をつくっている」と説明。小中学生からは「子どものころの夢は」「大臣になりたかっかのか」といった子どもらしい質問のほか、「2020年東京五輪への国交省の対応は」など大人顔負けの質問もあった。
石井国交相は子どもたちに向けて「見学デーを楽しんでもらえましたか。国交省の仕事に少しでも関心を持ってほしい」と語り掛けた。
0 comments :
コメントを投稿