2016年7月5日火曜日

【記者手帖】おみくじ付き来館記念カードが話題に

 北上川流域の洪水対策として整備が進む一関遊水地。岩手県一関市、奥州市、平泉町にまたがる北上川沿いの自然林と1450haに及ぶ水田などの緑が鮮やかな季節を迎えている◆その一角にある国土交通省東北地方整備局一関出張所に「あいぽーと」と呼ぶ施設が併設されている。治水の歴史や流域の自然学習に利用できる施設で、この春登場した「来館記念カード」が話題を呼んでいる。25種類の風景や動物、祭事を印刷したカードは出張所の手作りだ◆来館1回につき好きな絵柄を1枚もらえ、絵柄に迷ったらくじ引きカードを選ぶ。「子どもたちが楽しめる趣向で企画しました。裏側にも仕掛けがあります」と齋藤茂則所長。説明通りカードを裏返すと、表の写真の解説文以外にシールの封印がある。それを剥がすとおみくじになっていた◆頂いたカードの絵柄は定番の遊水地の空撮写真。シールをめくると「小吉」だった。それはいいとして、添え書きに「おなか周りチェック要!」とある。初めての一枚にずばり言い当てられてびっくり。近くに行った時はぜひ立ち寄ってカードをもらうことをお勧めする。(鴨)

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