2016年4月13日水曜日

【提携紙ピックアップ】建設経済新聞(韓国)/M&Aで新鋭企業が大手に

 建設会社のM&A(企業合併・買収)市場が活発化してきた。金融投資業界によると、ここ数年で成長著しい新鋭の建設会社が、売り物として出てくる建設会社の引き受け企業となって大手に浮上するケースが目立つ。その代表的企業が世運建設とホバン建設の2社だ。

 12年に錦光企業を買収して建設業に参入した世運建設は、昨年末にも南光土建を買収したが、それでも足りず、極東建設の引き受け手続きを進めている(訳注=南光土建と極東建設は、海外での実績も豊富な老舗の準大手)。

 ホバン建設は3月21日、ウルトラ建設との間でM&Aの本契約を締結した。住宅事業だけでは持続的な成長に限界があると判断し、建設産業のもう一つの中心軸である土木事業に進出するのが狙いだ。

 東亜建設も他の建設会社に買収されるものとみられる。3月に開かれた予備入札には8社が参加して競争中だが、これらの中でサムラマイダス(SM)グループが最も熱心な姿勢を示している。友邦建設などを保有するSMグループは、東亜建設のM&A後もさらに1~2社の建設会社を買収して、総合建設企業への成長を目指す。

 (CNEWS 4月4日)

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