2016年4月5日火曜日

【建設職人甲子園開幕!!】東京地区大会は向井建設重架設グループが優勝

優勝した向井建設重架設グループのプレゼン
 建設業に携わる職人が業界活性化につながる取り組みなどをテーマにプレゼンテーションを競い合う第2回建設職人甲子園東京地区決勝大会(主催・建設職人甲子園)が3日、東京・有楽町のよみうりホールで開かれ、向井建設土木直轄施工部重架設グループが優勝した。同グループは来年1月に東京で開催予定の全国大会への切符を手にした。

 東京地区決勝大会には、エントリーした52チームの中から予選(1次、2次)を勝ち抜いた4チームが進出した。優勝を逃した3チームは、電気工事業の伊藤テクノ、左官・防水工事業のメガステップ、防水工事業のAIM。

 向井建設は、過去に起こしたクレーン事故を一丸となって克服したプロセスを関係した職員6人で発表。決められたルールを破った作業がいかに傲慢(ごうまん)で、多くの人に悲しみをもたらすかを訴え、安全はすべてに優先することを、ゼロコール唱和などで表現した。

 建設職人甲子園は、職人が楽しく学び続ける環境、生涯の仲間との出会いの場をつくり出すことを狙いとした企画で、昨年スタート。専門工事会社で働く職人がプレゼンテーションという形で、人材を育成・確保する優れた取り組み、上司・同僚への思いなどを発信する。

 今回から地区大会を設けた。各地区の優勝者が全国大会に集う。東京地区を皮切りに始まった地区大会は今後、栃木、埼玉、千葉、東京、神奈川、大阪、九州で行われる。

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