FCバルセロナ(FCB)は21日、スペイン・バルセロナで大規模改修を行う専用スタジアム「カンプ・ノウ」のデザイン発表会を開いた。会場にはクラブで改修計画(エスパイバルサ)を担当するジョルディ・モイシュ氏、トップチームのルイス・エンリケ監督、キャプテンのアンドレス・イニエスタ選手、リオネル・メッシ選手らが出席。設計を担当する日建設計+ジョアン・パスクアル-アウシオ建築設計が設計を手掛ける「ニュー・カンプ・ノウ」の模型が、ジョゼップ・マリア・バルトメウ会長からお披露目された。
ニュー・カンプ・ノウの設計は3月8日、エスパイ・バルサ審査委員会が日建設計グループを選定した。現在の建物を踏襲しながら、座席全面を覆う屋根を架け、収容人数も10万5000人に拡張。一階席は配置などを一新し、2階席と3階席は基本的に現状を維持する。最上部にスタジアム内部と街並みが見晴らせる展望ゾーンが設けられ、スタジアムと街が融合するように大規模な緑化も行われるという。
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ニュー・カンプ・ノウの完成イメージ
(© FCB) |
FCBの発表によると、工事は17~18年シーズンに着手し、20~21年シーズンまでに完了させる。現在、プロジェクト着手に向けて都市計画手続きに入っており、チームと行政機関などによる競技が進んでいる。
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