FCバルセロナ(FCB)が計画している「カンプ・ノウ」の大規模改修で、2017~18年シーズンから始まる建設工事の工程イメージが明らかになった。
工事はまず、ピッチの芝を剥がして1階部分の座席を撤去してすべて新設する。その後、既存スタジアムの外側に新たな外殻やエントランスを構築。ゴール裏の3階席を増設するための構造体を造り、最上階の座席を整備する。
次ぎにメーンスタンドにある既設の屋根を取り外しながらメーンスタンドとバックスタンドの外殻構造体を造り、完成したらメーンスタンドに3階席を新設する。新しい3階席が出来上がった後、その最上部を土台に屋根を架ける準備作業を行い、最後に座席全面に屋根を架けていく。
FCBは大規模工事の進行に当たり、プロジェクト管理に万全を期すためBIM(ビルディング・インフォメーション・モデリング)など最新技術をフル活用する考えを明らかにしている。
設計を担当するのは、日建設計とジョアン・パスクアル-ラモン・アウシオ建築設計。日建設計の勝矢武之氏がプロジェクトの指揮を執る。FCBは設計者のコメントも動画で公表。興味のある方はエスパイバルサHPにアクセスを。
ニュー・カンプ・ノウの完成イメージ © FCB |
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