ビル(中央)の完成イメージ 左側に新国立競技場が建設される予定 |
建設地は、JR千駄ケ谷駅と信濃町駅のほぼ中間に位置し、JRの線路と首都高速道路に接する東京都新宿区霞ケ丘町5の1。神宮外苑地区地区計画の対象区域(約64・3ヘクタール)のうち、「A-6地区」とする約1・1ヘクタールの部分の地区計画を変更して開発する。
新設するビルの名称は「(仮称)神宮外苑ホテル」。A-6地区のうち道路などを除いた約8470平方メートルを敷地とし、その西側(敷地面積4330平方メートル)にビルを建て、東側ににぎわいを生みだすための緑豊かな広場空間を設ける。ビルの規模は13階建て延べ約1万5800平方メートルで、高さ約50メートル。ホテルに加え、広場に面してレストランを配置し、駐車場(収容台数約50台)なども入れる。
明治神宮と三井不は、開発計画を盛り込んだ地区計画の企画提案書を8月8日付で都に提出。今月6日からは、地区計画の変更原案の縦覧を始める。
原案によると、敷地の南側に幅員約2メートルの歩道状空地、北側に約650平方メートルの緑地を設ける。広場の面積は約2000平方メートル。容積率の上限値はホテル敷地を含む部分を350%まで引き上げる。
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