2016年10月5日水曜日

【22年度供用めざす】沖縄県、サッカースタジアム整備へ基本計画策定業務を委託

沖縄県が、サッカーJリーグ1部(J1)規格のスタジアム整備に向け施設内容や規模などを具体化する「Jリーグ規格スタジアム整備基本計画策定業務」の公募型プロポーザルで最優秀提案者に国建・野村総合研究所JVを選定し、4日に随意契約で業務委託した。契約額は3083万円(税込み)。

 同業務では施設の内容や規模の検討、配置計画の策定、事業スケジュールの検討、経済的な整備手法の検討、概算事業費の試算、管理運営・収支計画の検討、経済効果の検討、先進地の調査、有識者やサッカー関係者らで構成する基本計画策定委員会の運営支援などを行う。管理運営・収支計画に関しては複合機能の導入などに関する検討も行う。履行期限は17年2月10日。

 スタジアムはスポーツの振興やサッカーを活用した新たな誘客による観光振興・地域振興を目的に計画。建設予定地は那覇市の奥武山公園内の陸上競技場とサブグラウンド、広場などがある一帯約5・7ヘクタール。約2万5000人収容の施設を想定している。

 本年度で基本計画を策定するとともに用地取得を行い、17年度から2カ年で基本・実施設計を進める。19年度の着工、21年度の完成、22年度の供用を目指す。総事業費は約218億円(うち用地費約29億円)で一括交付金の活用を想定している。

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