◇さまざまな意見吸収し改善活動◇
小さいころから乗り物や大きな機械が好きで、大学では機械工学を学んだ。就職活動の際、会社説明会で先輩社員として説明していた女性社員の姿に憧れ、日立建機に入社を決めた。
入社して6年目。現在、土浦工場で勤務し、工場の生産効率を向上させるため、生産している建機の部品の共通化などを図る「改善活動」を主に担っている。改善活動を行うには、他部署の理解が必要だという。しかし、同じ工場内でも部署によって仕事に対する考え方が違う。そのため積極的な交流を心掛け、さまざまな意見を吸収しながら改善活動に取り組む毎日だ。
将来の目標は「お客さまが欲しいものを安く良いタイミングで届けられるようになること」。改善活動を進め、工程の効率化などを図って顧客に良質な製品を提供できるようにしたいという。
大学時代、体育会航空部に所属。4年間、グライダーで空を飛び回ることに熱中した。練習の成果もあり、全国大会に2回出場。その実績を買われ、現在は大学の後輩の指導にも当たっている。 同じ工場内で働いている先輩の女性社員は皆、子育てをしながらフルタイムで勤務しているという。その姿を見て「自分でもできそうだと思っている」。仕事はずっと続けていくつもりだ。
(おぐら・さおり)
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