2016年10月26日水曜日

【3大会ぶりに国際大会出場へ】協和エクシオ、技能五輪で金メダル獲得

大会に出場した(左から)牧野、清水、太田、内藤の各選手
山形県内の各会場で21~24日の4日間、第54回「技能五輪全国大会」が開催され、協和エクシオの清水義晃さんが情報ネットワーク施工職種に出場し、金メダルを獲得した。同社からは太田卓也さん(銅メダル)、牧野直征さん(敢闘賞)、内藤郁弥さんも参加した。同社社員が金メダルを獲得したのは3大会ぶり通算6回目。清水選手は、17年10月にアラブ首長国連邦のアブダビで開かれる第44回「技能五輪国際大会」に日本代表として出場する。

 技能五輪全国大会は、地方予選などを勝ち上がった原則23歳以下の技能者の日本一を競う技能競技大会で、毎年開催している。今年は41職種に約1300人の選手が参加し、熱戦を繰り広げた。

 清水選手らが出場した情報ネットワーク施工職種では、メタル成端や光ファイバー融着接続の速さを競ったほか、宅内やビル構内を想定した配線施工課題などを2日間、計約8時間かけて競技した。

 競技後、清水選手は「前回大会では体調を崩し実力を発揮できず悔しい思いをしたが、それをばねにここまで一生懸命訓練してきた。今回、最高の結果を残すことができて本当にうれしい。小園文典社長をはじめ、応援してくれた方々や指導チームの皆さんに深く感謝している。これからは来年開かれる国際大会で金メダルを獲得できるよう、さらに訓練を重ねていく」と意気込みを語った。

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