JR東海は、リニア中央新幹線の建設プロジェクトで、南アルプストンネルの長野工区(長野県大鹿村、施工延長約8・4キロ)の安全祈願・起工式を11月1日に行うと発表した。
リニア関連の本体工事で安全祈願・起工式を行うのは、同トンネルの山梨工区、東京側のターミナル駅の品川駅に続いて3都県目となる。
長野工区の施工者は鹿島・飛島建設・フジタJV。最大土かぶり1400メートルは、標高3000メートル級の山岳地帯を貫く同トンネルの全工区で最大となる。工期は2026年11月30日まで。
21日に地元の大鹿村などの同意を得られたことから工事着手を決めた。式典は大鹿村内で行われ、同社の山田佳臣会長、柘植康英社長のほか、来賓として阿部守一長野県知事や地元関係者らが出席する。
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